2013年10月15日 winebaraoi

山梨ワイナリー報告記 第2弾

先週に引き続き、本日から19日土曜日まで 山梨ワイナリー報告第2弾「勝沼醸造」です。

たいていのワイナリーさんでは栽培担当の方とか、営業の方とかにお話を伺うのが普通(家族経営とかごく小規模の場合はご当主ご本人からですが)という中、なんと勝醸さんでは社長の有賀さんご本人からお話を伺えてこれたのです。

現場の栽培や醸造のテクニック等のお話ももちろん面白いのですが、会社を代表し運営し発展させていく使命を背負われた「代表取締役」のワインに対する考え方、というのは、なかなか伺う機会はないものです。(極小規模のところだと、経営と現場が一体なので「経営」的な話にはなりづらいので)

これは本当に感慨深いお話でした。ワインビジネスで世界とやりあっていく武器になるのは「甲州」、経営者だったら差異をつけてやってくのが当たり前、どうしたら正当に評価されるか、等々。

取るに足らないワインバー「葵」の社長も、肩書きの上では同じ「社長」。大変に感銘を受けていました。頑張れ、社長!

日経ビジネス誌で「次代を創る100人」に選出された、なんてあとから知ったのですが、とにかく有賀さん、本当に貴重な機会を有難うございました。

 

ってな「勝沼醸造」より2点、今回は甲州の白ワイン×2種類でご紹介します。

●白ワイン「アルガブランカ クラレーザ2012」 グラス900円

山梨県内の複数の畑から採れた甲州をブレンドし、「勝沼醸造のスタンダード甲州」として位置づけられる1本。

シ  ュール・リーという、ワインを澱に一定期間触れさせることによって、味わいに奥行きをもたせ、軽すぎず、重すぎず、のちょうどよいバランスに仕上げています。

 

 

 

週末限定(17日~19日) 白ワイン「アルガブランカ ピッパ「2009」

グラス1,350円

世界に通じる甲州種のワインを、という信念のもと造られたピッパ。

フレンチオークで半年間発酵熟成、さらに瓶内で2年間熟成を重ねています。ふくよかな香りと余韻、飲み応えを感じる贅沢な白ワインです。