2012年3月19日 winebaraoi

今週のグラスワインたち

お早うございます。

イベント案内などが続いたブログ、たまには定番の「今週のグラスワイン」を簡単にご紹介します。

ざっくり左から。

①スパークリング「マンズ酵母の泡 ロゼ」 グラス750円

甲州+ベリーAアリカント、と2種類のぶどうをブレンドして作った淡いロゼ色が本当にきれいなスパークリング。

気軽に飲める、心地よいしゅわしゅわ感の泡。マンズワイン(キッコーマンのワイン部門)の実力はこうしたデイリーお手軽系ワインにもしっかり発揮されていてすごいと思います。

 

②日本白「グレイス グリド甲州2010」  グラス800円

2011年ジャパン・ワインチャレンジ甲州部門にて最優秀賞を受賞した、山梨勝沼の雄「中央葡萄酒」ことグレイスさんのすっきり白ワイン。

さすが!と思わせる、果実味、酸味、旨みのバランスの良さ。こういうのを飲むと本当に甲州は世界と張り合える品種だな、と実感します。

 

③フランス白「シャトー・レイノン・ブラン2010」  グラス850円

現在の「フレッシュ&フルーティー白」ワインブームを造った、「白ワインの法王」なんて呼ばれたりもする、フランス、ボルドー大学の教授、デュブルデュー氏。実は日本の甲州ワインの発展にも大きな影響を及ぼすなど、ワイン史に名を残す巨人的存在。

そんなデュブルデューさんが自らワイン作りをおこなう「シャトー・レイノン」のソーヴィニヨン・ブランの白。あぁ、美味しい!と瞳孔開きます!店主一押し!

 

④日本赤「サッポロ グランポレール北海道ツヴァイゲルトレーベ2010」  グラス700円

日本のワイン産地の中で大注目の北海道余市町。「これからワインは余市だ!」なんて専門家の声もちらほら。そんな余市で採れたぶどう、ドイツ原産にして北海道を代表する品種ツヴァイゲルトレーベならではの、赤い心地よい酸味と渋みの軽やかワインです。

みなさん、サッポロってワインのイメージないかもしれませんが、葵は声を大にして言いたい!「サッポロさんのワインはすごい!」。特にそのコスパのよさは本当にすごい!エライ!昨今の日本ワインブームの中で、大手といいうだけで「質より量でしょ」なんて思われがちで日陰の存在になりやすいかもしれませんが…。安定した量で一定水準以上のワインを造るサッポロワイン。葵はこれからもサッポロ、強力プッシュでいかせて頂きます!

(なんていいつつ、ビールはサントリー、プレモルですけどね、、、汗)

 

⑤フランス赤「ミシェル・グロ ブルゴーニュ・ルージュ2009」  グラス1000円

玉石混合のブルゴーニュにおいて確立した実力派ミシェル・グロの2009年というブルゴーニュ当たり年のピノ・ノワール赤。「偉大な造り手×当たり年」とくると、できるワインは美味しくないわけがありません!若いピノならではの甘酸っぱい果実味と香りムンムン。ピノ好き、集まれー♪

 

⑥アメリカ赤「シャトー・スミス カベルネ・ソーヴィニヨン2008」  グラス1100円

ワインメーカーになる前はロックミュージシャン!という異色の経歴をもつシャトー・スミス。この方のワインはラベルデザインやネーミングセンスが卓越していて、カンフーガールやブーンブーンシラーズ、なんて一度見聞きしたら覚えてしまうものばかり。

で、造るワインは意外に正統派。アメリカ北西部ワシントン、コロンビアヴァレーという冷涼地帯ならではの、重すぎず軽すぎずなバランスの良いワイン。特にこのカベルネは熟したぶどうならでは黒い果実味がつまった、たっぷりした味わい。

 

⑦甘口「宝水ワイナリー オレンジピンク2010」

北海道岩見沢の新進気鋭ワイナリーのかわいらしい甘口ロゼです。名前のとおりオレンジピンク色、この色は白ぶどうと黒ぶどうを混ぜて醸造して造られます。甘口っていっても、マスカットを思わせる爽やかな味わいでごくごくいけてしまいます。

この宝水(ほうすい)ワイナリー今回が初登場。ちょっと実験的な意味で入れてみたのでこの1本しかありません。あと3杯くらいかな?今のところお客様の反応上々です。北海道ってどうしても物理的に距離があって、葵のような小さなお店だとなかなか扱いづらいのですが、この宝水さん、かなり他のワインも気になるので今後取り扱いを増やしていきたいワイナリーさんです。

 

以上7種類。

今週はさっそく火曜日が祝日ということもあって営業日が少ないですが、気になるものがありましたらぜひ!お待ちしています。