ただいまのグラスワイン、珍しく西日本勢。
どちらもとてもおすすめのロゼと赤。
ロゼ 岡山県新見市のドメーヌ・テッタ
「ペルラン・ロゼ2020」
自社畑の中でも樹齢の高い安芸クイーンとベーリーAのブレンドの微発泡。
口に含んだ瞬間にはっとする、爽快でフルーツそのもののような酸がとにかくインパクト大。トロピカルフルーツやラズベリーなどの可愛らしい赤系果実の香りとスモモのフレッシュさ。ワインにゴクゴク飲める、は褒め言葉でないかもですが、喉の渇きを癒してくれる甘酸っぱさが、最初の1杯目に特におすすめです。
赤 広島県三次市の三次ワイン
「トモエ マスカット・ベーリーA 木津田ヴィンヤード2019」
日本のブドウ畑の中でも特に手入れが行き届き美しいと有名な木津田礼さんの畑のベーリーAだけから作られるシングルヴィンヤードワイン。
さくらんぼ、グーズベリーのようなジューシーな赤い果実味、徐々に樽由来のミルキーな風味も広がり、フレッシュさだけでなく充実した飲みごたえも余韻に感じます。
西日本、中国地方はワイナリーの数は多くはないものの、この2社をはじめ、どこも個性の際立っていて、今や300前後ある日本のワイナリーの中でも存在感を発揮している地域。個人的には今1番訪れたいワイン産地です。
今日は久しぶりに予約ゼロの金曜日。たまには、と言えるほど余裕はないですが、まあたまには。
ならばふらりと、というお客様、お待ちしています。
どうぞよろしくお願い致します。