こんばんは。 4月そうそう、すごい暴風雨でしたね。おかげさまで葵は開店休業状態(おまけに、のれんが風で吹き飛びびしょぬれに…)となっております(>_<)。いや、でもさすがにこんな日は早く家に帰りたいのが当たり前、仕方なし。明日以降に期待です。 さっそく本題に。来週、お花見シーズンならではのイベント、ずばり「さくら祭り」やります。 詳細は「イベント情報」にもありますが、4月9日(月)から11日(水)の3日間、いつもやっている第二火曜のグランヴァンイベントと同時開催で、桜を連想させるワイン(ちょっとこじつけ気味含む)をグラスで数種類お楽しみいただけます。 内容は……写真左から→ ウインダウリー「サクラシラーズ2010」 赤・フルボディ・オーストラリア 1,100円 キムラセラーズ「ソーヴィニヨン・ブラン2011」 白・すっきり・ニュージーランド 900円 仲村ワイン「花カベルネソービニヨン」 赤・ミディアム・大阪 1,200円 日本からは大阪の「がんこおやじ」仲村さんが造る日本では珍しいしっかりとした味わいのカベルネ。 唯一の白ワイン、キムラセラーズは、日本人の木村滋久さんがニュージーランドに惚れ込み移住し、同国にて造るすっきり爽やかな白。このキムラセラーズ、2009年が初リリースにもかかわらず人気急上昇で現在入手困難となっています。 そしてこの場をお借りして「サクラシラーズ」について… オーストラリア南部のニューサウスウェールズ州、カウラ地区にて同地区を代表するワイナリー、ウインダウリーによって造られる赤。 このワイン「サクラ」は戦争中の話に由来します。このカウラ地区、第二次世界大戦時に日本兵が捕虜となっていた地区で、1944年に脱走を企て結果200人あまりもの方が亡くなるという悲しい事件が起きました。カウラの人々は事件によって亡くなった日本兵たちを手厚く葬り、戦後日本庭園や文化センターをつくり、さらに墓地から続く5キロの道のりに2000本の桜を植えました。いまでも10月頃桜祭りを開催するなど、カウラの悲しい事件は深い友好の道のりへと続いています。その象徴であるサクラをモチーフとしたワインです。 そんな由来のあるこのワイン、親しみやすい明るいジューシーな果実味がたっぷりの、濃厚かつ飲みやすい味わいです。人気集中するかな?気になる方はお早目に。 ついでに「さくら祭り」ワインにあわせて簡単なおつまみも3種類 「さくら」 北海道「共働学舎新得農場」が造るソフトタイプのチーズ。桜の葉に包まれ熟成され、ほろっとした上品な口当たり。 600円 「オリーブ3種」 イタリア、アブルッツオ州にて有機で造られる緑&黒オリーブに、香川県小豆島産の新物グリーンオリーブもプラス。 600円 「生ハム&セミドライイチジク」 生ハムの塩味と大粒のいちじくのねっとりした甘味が最高に合います!贅沢なおつまみ♪ 850円 「さくら祭り」と同時開催の「グランヴァンイベント」も今月はオーストラリアTOPワイナリー「クラレンドンヒルズ」の濃厚赤をぶどう品種違いで2種類ご用意しています。(クラレンドンヒルズのワイン、瞳孔ひらく美味しさですよ~、個人的にはたぷたぷ甘美なグルナッシュがとても楽しみです(^^♪)…