6月 2013

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29 6月 2013

ドライフルーツ

こんばんは。 先ほどお店の中の常温食材のストック棚を整理していて気付いたこと。 いつのまにやら「ドライフルーツ」の種類が増えていました。 定番つまみとして人気のあるドライフルーツ、特に女子には本当に人気です。 いつも何種類かミックスしてお出ししているのですが、それが今、7種類になってました。なんと! いつもお椀型の器にどしゃって盛ってるだけだけれど、せっかくブログにアップするからお行儀よく平皿に並べてみました。 左からマンダリンオレンジ、キウイ、スペイン・マラガ産ブドウ、ミックスレーズン(レーズン、グリーンレーズン、ゴールデンレーズン、ジュエリーレーズン、クリムゾンレーズン)、いちじく、クランベリー、マンゴー。 こんな風に並べるときれいですね。(実際のメニューではこの様にはお出しだきません…スミマセン) 夏だし、ドライだけどちょっとトロピカルな感じもいいかなと思っています。    

29 6月 2013

甲州最終日

こんばんは。 今週中開催していた「ご当地ワイン 番外編 甲州特集」、本日最終日です。 ってすでに20時を回ったところでご案内しても仕方ない気もしますが…。 一応、今回6種類オンリストした甲州ワインの中で、特に人気があったのがコレ。 イケダワイナリー「セレクト白 2011」 私たち個人的に非常に大好きなワインを造る、勝沼のファミリーワイナリー、イケダワイナリーさんのつくる1本。 勝沼の中でも最近「畑名」で表示されることの多くなってきた優良地区である「菱山」地区の甲州ぶどうを、フレンチオークにて樽発酵&樽熟成。 甲州種のもつ柑橘類または青りんごのニュアンス、黄色い雰囲気、後味のほろ苦さ、などなど、を損じることなくふわりと樽の柔らかなお化粧を施した、非常に素晴らしい甲州ワイン。 なぜか、なぜかイケダワイナリーさんはあまりメディア等々で見かけないのですが、とても実力のあるワイナリーさんだと思います。有名になって欲しいようなそうでもないような…。複雑な気分ですが、とにかくオススメのワイナリーであり、今日ならまだグラスで飲めてしまう1杯です。 近所の方、夜12時まで暖簾だしてますので、気が向いたら夜更かしのワインを1杯、どうぞ飲みにお越しください。

24 6月 2013

第23回 日本全国ご当地ワイン 甲州特集!!

25日(火)から29日(土)まで開催の第23回「日本全国ご当地ワイン」。 これまでは各地方や県にスポットを当ててきましたが、今回は特別版の「甲州特集!!」 日本固有のワイン用ブドウ品種「甲州」にスポットをあててご紹介します。季節的にも良いのではと思いまして・・ 甲州といっても造られるワインのタイプは様々。スパークリングやにごり系、樽を使ったものや、香り重視・・・それぞれの異なる個性を持つワイン達を楽しんでいただけたらと思います。 それでは以下メニューです。 ココ・ファーム・ワイナリー 2012 あわここ  グラス¥900 ボトル¥4,800 田舎式発泡ワインの製法で造られます。洋ナシや青りんご、柑橘系のフルーツの香りが魅力的なフレッシュな味わい 四恩醸造 窓辺(橙)2010    グラス¥900  ボトル¥4,500 薄くにごった山吹色。様々な柑橘系の香りから徐々にマンゴーやトロピカルフルーツの香り。様々な味わい、旨味が程よい飲み応えで楽しめます。 イケダワイナリー セレクト白 2011  グラス¥900  ボトル¥4,800 個人的に去年の印象に残るワイン上位に入ります。甲州種のよさを生かした薄化粧な樽のニュアンスが絶妙です。 メルシャン グリ・ド・グリ 2011   グラス¥1,000  ボトル¥5,000 甲州種の皮の色(グリ)が珍しい、柑橘系とベリー系の香りを持つ厚みのある味わい。白とロゼのいいとこどり。 勝沼醸造 アルガブランカ・イセハラ 2011 グラス¥1,300  ボトル¥6,500 グラスで出しちゃいます!!なくなり次第終了のレアワインです。日本の甲州を代表する1本。特徴である華やかな香りと爽やかな酸味と果実味のバランスが素晴らしいワイン。 FOOD 「たくあんとグリーンオリーブの燻製」   ¥500 葵マスターの手造り!意外にもワインと良く合います。 「ひと口 しそまんじゅう」   ¥600 しその香りが爽やか。しそ、海老、豚肉の詰まった一口サイズの焼き餃子。…

15 6月 2013

奥が深いです文京区

先日近所の「講談社野間記念館」に行ってきました。 椿山荘の隣にある、講談社の創業者の野間さんがコレクトしたetc、な様々な美術品を展示している小さな美術館です。 近所なので何度か立ち寄ったことがあるのですが、基本落ち着いた雰囲気でゆっくーり、大変スロウな時を刻んでいる館内。 今はこんな企画をやってます。 「村上豊」展。1962年から今に至るまで講談社の「小説現代」の表紙画を描いている画家さんの個展。明るくって良い絵たちばかりでした。仕事前に立ち寄れる、大変貴重で幸せな一時を堪能。 小一時間みてさあ帰ろうって時に、館内においてあった他の美術展等のちらしコーナーをのぞいたところ。 … 私は個人的な趣味で美術館博物館等、比較的よく行くのですが、大抵のそういうところに置いてあるのは、これからやる都内近郊の美術展の予告ちらし。のはずが、こちらにはなんというか、地域密着、文京区界隈の、しかも渋めの案内が多くって…。 本郷にある東京都水道歴史館での「浄水場建設の歩み」の記録映画上映、やら、凸版さんの印刷博物館での「大人のための活版ワークショップ2013」とか、江戸東京博物館での「発掘された日本列島 新発見・考古速報」などなど。 セレクトしてある案内がなんとも。 (地味) 渋い。 そんな中からご近所のを一枚。 「江戸川橋 遊楽スタジオ教室のご案内」 能楽観世流の謡と仕舞のお稽古、がなんと江戸川橋にてできてしまう、らしい。そういえば近所に矢来能楽堂もありますね。       もう一枚。 「印刷博物館 グラフィックトライアル2013」 第一線で活躍するアートディレクター達による、グラフィック表現の可能性を探る印刷実験の展示、だって。面白そう。  …

15 6月 2013

絶妙な状態です

こんばんは。 本日仕入れてきたチーズから2種類ご紹介します。   一つ目、皆様大好きなウォッシュより、「ラングル」。ふつう1個180グラムで掌に載るくらいの大きさなのですが、今回のはちょっとしたホールケーキくらいの大きさ、スペシャルなラングルがチーズ屋さんにあったのでそちらを選んでみました。 切り分けてカップに入れてもらったところの写真です。 ワインも普通のボトル750mlよりもマグナム1500mlのほうが熟成が良い感じに進むっていわれてますが、実はチーズもある程度の大きさがあった方が熟成が上手くすすむ、っていわれています。ややこしいことは省略して…つまり、中身が超とろとろになりやすい!ってことです。 写真じゃ伝わらないかもですが、ミルキーでとろとろのからみつく様な旨味あふれるラングル。絶妙!   もう一個は相変わらず私のイチオシ、シェーヴルチーズ、山羊ミルクチーズちゃんです。 なんだか深遠な雰囲気の写真、一見食べ物じゃないみたい…。でも食べると美味しいのですよ。名前は「ヴァランセ」といいます。 こちらも状態抜群なのでいわゆる獣臭さとは無縁。こっくりした旨味と酸味。 「山羊は苦手」っていう方、ほんとだまされたと思って一度葵のおすすめ山羊チーズを食べてみて下さいね。 (山羊好きを増やし、いつかメニューにクロタンサラダを載せるのが密やかな野望です。)

10 6月 2013

6月 古酒イベント

イベント案内では告知していたのですが、ブログの方でもご紹介を。 本日10日と11日の2日間で開催します。 無くなり次第終了ですのでご注意下さい。 Chateau de Fieuzal シャトー ド フューザル                            グラス(90ml) ¥1,700(税込)    フランスはボルドー地方、グラーブ地区の格付けシャトーから26年熟成ものがマグナムボトルで登場です。ボルドーワインの発祥の地ともいわれる地区ですが現在は少し地味な印象。しかしながら、上質のワインを造っており知名度が低い分お買い得ということでもあります。このシャトーは300年の歴史を持つ定評のある蔵元。カベルネソーヴィニョン主体にメルローを加え、密度と深みのあるエレガントなワインです。さらに今回は理想的な熟成をするといわれるマグナムボトル。大きなグラスでゆっくりと優雅なボルドーワインをお楽しみ下さい。 予約も受け付けますのでお気軽にお尋ねください! 日時:6月10日(月)11日(火)  18時~ (こちらは飲んでいただける最初の時間です。当日営業中であれば時間は問いません。) 定員:15名(なくなり次第終了です) 場所:Wine Bar 葵 店内 参加費 ¥1,700 (90ml) 連絡先:WineBar 葵  03-6823-8246 (営業時間17:00~L.O24:00)

06 6月 2013

ワインリスト更新しました

こんばんは。 葵のボトルワインのリスト、ご覧になったことありますか?ちょっと自慢ですが、アルバムのようで見やすくていいですね、ってお褒め頂くことも時々。 日本ワイン版と外国ワイン版にわけているのですが、ようやくこの度、日本のワインリストのほうが内容更新できました。 ボトルの写真撮ってPCに取り込み、ワインの説明的なものを書いて、、、などなど。けっこう時間がかかってしまうので、年に3回くらいしか更新できていないのが現状。本当はもっとマメに更新すべきなのですが、、、。   とにかく!そんな葵の新・日本ワインリストの中からいくつかメボシイものをピックアップ。 「大阪カタシモワイナリー 『たこシャン2011』」 5500円 珍しいメイドイン大阪ワイン、しかもスパークリング。デラウェアから辛口に仕立ててます。ネーミングはずばり「たこやき」のたこから。大阪のソウルフードにもよく合います!って意味が込められているとのこと。   「長野城戸ワイナリー 『プレミアムシャルドネ2011』」7000円 日本ワインの中でもレア度高い!長野塩尻の城戸さんが造る上級クラスのシャルドネ。 1年に1回の入荷でしかも数本のみ、と葵でもなかなかオンリスト出来ないワイン。値段もそれなりに高いですが…美味しいですよーー。味わいうっとり。   「山梨四恩醸造 『瑞雲ロゼ 2011』」 4500円 最後はいかにも日本らしい1本を。お馴染みぶどう「巨峰」から造られる、上品な甘さと淡いロゼ色が美しい、山梨・四恩醸造のやや甘口スパークリング。 甘いっても瑞々しい味わいなので女性2人でも、お酒強い人は一人でも!1本飲み切れてしまいます。休み前に気楽な友人なんかと1本だらだら、だーらーだーらー飲みたいなぁ、って時にベスト。   値段高めのばかりご紹介しちゃいましたが、ボトル3000円~ご用意してありますのでご安心くださいm(__)m。ちなみにマックス高いのは25000円哉。(サントリー「センチュリー」…いつか売れる日がくるのか??)   近日中に外国版も更新したいと思ってます。出来次第ご案内します。…

04 6月 2013

人生初のマデイラワイン

こんばんは。 最初にお伝えしたいことがあります。 先週土曜、お店を急きょ臨時休業してしまい申し訳ありませんでした。(知らないかたがほとんどかと思いますが、臨時休業してしまったのです) わざわざお店の前まで足を運んでくださった方もいらっしゃるかと思うと、本当ご迷惑をおかけし心苦しいかぎりです。 急の体調不良のないよう、日々の管理を気を引き締めてまいります。 … … そんな体調不良明けの本日、ワインの試飲会に行ってきました。最近試飲会づいてます。 本日のテーマは「マデイラワイン」。。。 皆様ご存じですかねーーー?? ポルトガルのマデイラ島(太平洋に浮かぶ島)で造られる「酒精強化」と呼ばれるタイプのワイン。要はワインを造る過程で発酵途中に「酒精」、つまり何かしらのアルコールを再度添加してアルコール度数を強化し、それによって特有の風味をまとわせたワイン。ポートとかシェリーも実はこの酒精強化。 そんな酒精強化、主に食前や食後に嗜まれる(飲むっていうよりタシナムって表現がぴったり)事が多のでなかなかタイミングが合わなく、また市場にあまり出回ってないし、はたまた度数の高いマッタリ系って一般受けするかっていうと……なかなか……不遇。 中でもマデイラは極め付け!私は今回初だし、ソムリエマスターも最後に飲んだのって十年以上前…? ほんとーにざっくりどんなお酒か説明すると、加熱熟成してつくるというのが最大の特徴。なんでもその昔、島で造られたワインを船に乗せ太平洋をわたりヨーロッパまで運ぶ最中に、赤道上を進む船の船底でゆられ熱せられ、って普通に考えたらダメじゃんね、って過程を経たのに実は美味しくなっていた、というアルコール熟成のミラクルから生まれたワイン。 その船底で熱せられっていうのを人工的に行うために熟成庫の中でストーブで温めたり、屋根裏に置き太陽光で自然加熱したりっていう手法で今でも造られ、そこからさらに何年も樽の中で熟成を重ねようやく出荷されます。 味わいは甘口から辛口までありますが、全体的にまろやかな甘味があってちょっとチーズのような発酵風味があり、隠れて酸がしっかり感じられる。20℃くらいの度数ですが甘みがあるので意外にも飲みやすい。秀逸なデザートワイン。 おお、どんな風変わりな味かと思ったらまろやかで美味しいではないですかー!って喜んで試飲してたら…、 スゴイモノをみつけました!! 写真じゃわかりにくいかもですが、左から「1927年」「1912年」「1907年」。。。 えぇぇーーーってなりますよね?…