2015年1月25日 winebaraoi

月末イベント「羊をめぐるワインたち」

明日から始まる、2015年最初の月末末イベントのテーマはズバリ「羊」。「未年だからでしょ?安易だな」と言われそうですが、ワインには羊絡みのものが多いのも確か(羊と共に育てるワインだったり、ラベルにしたり、名前そのもの等々・・)。というわけで羊にまつわる色々なワインとフードで2015のスタートです。

①白「まるきワイナリー レゾン甲州2013」Glass¥950 

山梨にある日本最古の現存するワイナリーです。自社畑に羊を放牧してのブドウ栽培を行っています。雑草を食べてもらうことで除草剤を使用しない、歩き回ることにより表土が適度に掘り返されて土壌を良い状態に保つ等、羊たちの協力があってできているワインです。昨年飲んだ甲州種から造るワインの中でも記憶に残ってる1本です。

②白「マコン・ブレ ル・ムートン・ブラン2012」Glass¥1,000

フランス、ブルゴーニュ地方マコネーのワイン。ビオロジック栽培のシャルドネ種から造られる、洋梨や白桃のニュアンスを持つワインです。このワインは名前だけ「羊」です。すみません。日本に輸入され始めたのがこのヴィンテージからとなる蔵元で以前から気になっていたワインです。個人的な希望からオンリストさせてしまいました。広い気持ちでお付き合い下さい、味はもちろんオススメです。

③赤「まるきワイナリー ラフィーユ樽ベリーA2013」Glass¥900

①と同じまるきワイナリーさんのもの。熟したイチゴやラズベリーリキュールの香りと嫌味のない樽の風味がバランス良く楽しめる味わい。2014年国産ワインコンクール銅賞授賞ワインです。

④赤「ジャン・リュック・テュヌヴァン バッド・ボーイ2011」Glass¥1,200

シンデレラワインの先駆け「シャトー ヴァランドロー」でトップ生産者の仲間入りを果たしたテュヌヴァン氏のボルドーワインです。ラベルには黒い羊が描かれており、これは自分を厄介者、嫌われ者と表現することで現在の仏ワイン法を皮肉ったもの。果実味豊かな凝縮感のある味わいはさすがです。

⑤赤「シャトー クレール・ミロン2009」Glass¥1,850

「羊」のワインで真っ先に思いついたのがボルドー1級格付けの「シャトー ムートン・ロートシルト」でしたがさすがにお値段が高い・・ということで同シャトーが関わるワインから探したのがこれ。ボルドー5級格付けですが、しばしば上位格付けのシャトーを超える評価を得ているワインです。豊かなコクと素晴らしいフィネス、満足感をを感じていただけると思います!

続きましてフード。

羊特集やるからにはもうこれしかない。羊肉&羊乳チーズの3点です。

①「オーストラリア産ラムの生ハム」¥870

葵の定番の生ハムの一つ、なので今更ですがあらためて今回ご紹介。すっかりファンもついている人気の生ハムなのでまだ食べたことない方、この機会にどうぞ。

②「ラム肉と季節野菜の煮込み」¥1000

ラムの肩ロースを少しのトマトと白ワインで煮込み、その旨みが蕪や芽キャベツなど季節の野菜にしみしみ。ちょっとポトフのような優しい煮込みです。

③「羊乳チーズ3点盛り合わせ」¥1300

ここではっきりお伝えします!山羊と羊、混同されるかた多いですがチーズになるとまったく真逆の風味になります。羊のミルクは牛乳よりバター感が濃厚。甘味を感じるミルクなのです。そんな濃厚な乳からつくられるタイプの異なるチーズを3点ワンプレートに。

それでは、お待ちしております!!