Archive for the ‘ひとりごと’ Category
昨日、2020年の8月4日でWine Bar 葵は10周年を迎えました。
長いのか、短いのか。振り返ってみるとあっという間に過ぎた気もしますが、濃い時間でもありました。
バタバタしっぱなしだったオープンや、震災、自分の体調不良で長いお休みを頂いたこともありました。そして今回のコロナ。
振り返えると、常にお客様や仕入れ先の方々、店舗運営や店内工事等々自分たちに関わってくれたすべての人々に支えられてきたことを痛感します。始めた頃の至らない時から今日まで、よくお付き合いいただけたなと。
正直10年前の葵は今思い出すと(まあ今もですが)、それはこうしておけば・・とか、本当にすみませんでしたとか、色々あります。もちろん当時はそれが精一杯でした。そう考えるとお客様を始めとした方々に成長させて頂いたことを実感します。
この先20周年を迎えられた時にも同じことを書くかもしれません。10年前の葵は成っちゃいなかったなと。であるならなんとも恥ずかしいかぎりです。
それでも、今後の10年でそれだけ成長し続けられたなら、皆様に少しづつでもお返しができるのではと思います。より楽しんで、くつろいで頂けるお店にして行くためにやりたい事、やれる事があります。できればそれを皆様と一緒に続けていければと思います。
10年間本当にありがとうございました。そして、この先も宜しくお願い致します。
当店から皆様への感謝のイベントはコロナが落ち着いたら改めて行いたいと考えております。どうかご自愛下さい。
Wine Bar 葵 一同
こんばんは。
最近フェイスブックばかりでブログ更新頻度低くてすみません。
10月、久しぶりに共栄堂さんのワインがたっぷり入荷し、グラスワインにオンリストしているのでそのご報告がてら。
四恩醸造から独立した小林さんがつくる共栄堂。ラベルの印象は四恩とは異なりますがワインの仕上がりは極めて基本四恩時代を踏襲するものとなっているよう。
今回特にたくさん入荷したのは甲州。「K16AK_DD2016」。
何のコード?っていうこのワイン名、どうやらKが小林(または共栄堂?)、16はヴィンテージ、そしてAKがまさかの「秋」、秋出荷の意味だそう。あ、DDは四恩時代からおなじみの橙だいだい。
色々考えてのネーミングなのだと思います!!
野生酵母で発酵させ、酸化防止剤は極力不使用。無濾過、無清澄で仕上げるため、濁り微発泡という小林氏ならではのスタイル。あめ色で梨やリンゴ、カンゾウやシナモンの香辛料の香り。若干の渋みを伴った複雑な旨味がふわりと広がります。
今日本でもヴァン・ナチュールって大人気、オレンジワインという言葉もワイン業界限定かもしれませんがかなり定着しています。振り返ってみると、そのまさに日本先駆けが小林氏だなとつくづく。多方面にセンスの敏感な方なのでしょう。
なかなか入手安定できないですが、これからも楽しみに飲んでご紹介していけたらと思います。
こんばんは。
先週後半から葵、臨時休業してしまったり、開店が遅くなったり、とイレギュラー続いて大変失礼いたしました。
なんと四十路目前にしてまさかのおたふく風邪のようなものにかかりまして。。。
この年になってかかると、体調うんぬんより、顔の衝撃的な腫れっぷりが精神的にキツイ!いやあ、ブサイク。
私のように罹らず大人になり、しかも予防注射もしていないと、なかなか悲痛な心境になりますので、皆様もどうぞお気を付け下さい。
ようやく腫れもおさまってきたので、本日よりいつも通りの2人体制で営業いたします。
本当にご迷惑をおかけしました。ばりばり参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
写真なにもないのもナニかな、と思い。(おたふくっぷりを添付できるほど、まだ女を捨てきれていないので笑)
寒くてももうすぐ春だよーって感じる、近所のコブシのつぼみ。開花は来月。とてもきれい。
こんばんは。
昨日31日、オープンして間もない頃に、山梨のワイナリー「キスヴィン・ワイナリー」の代表、荻原さんが直々にお店に突如来店。(実は2度目)
非常にパワフルな方で、昨日もいろんなお話を独自の話術で面白く熱意をもってお話してくださいました。栽培のプロフェッショナルなので、もっとちゃんとお話し聞けたらなあ、と思いつつ。
そしてお土産に、じゃーん、「Kisvin Kosyu RESERVE2015」!!!
キスヴィンさんのつくる甲州の中でも最上位のぶどうから、フレンチオーク熟成を経て作られる、本当に贅沢な甲州。いや、もはや「甲州」の枠を超えた、というか、品種の話は置き去りにして、非常に美味しいワインでした。
常温でゆっくり、クリーミーなニュアンスと酸のバランスが心地よい、余韻もふっくら。
頂いたボトル、昨日のうちにふるまってしまったので、自慢でしかありませんが。。。
なかなか売ってない買えないワインではありますが、機会をみつけてグラスワインとして登場させれれば、と思います。
ほんと、美味しかった。これでまだ瓶詰直後とは。。。
2016年もなんとか無事営業を終えることができました。
お客様皆様、いつもいつも、本当にありがとうございます。
来年も、より美味しいワインとおつまみを、より良い一時とともに皆様にご提供できるよう、がんばってまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
………2017年は本厄&大殺界2年目夫婦なので、どうぞなにごとも起こりませんように!お正月は厄除け、祓いまくってもらいます!皆様も良いお年をお迎えください。