2021年9月15日 winebaraoi

9月15日のwine shop葵のワイン

「アルディーニャ ローレイロ300 ヴィーニョヴェルデ2018」 1980

 

「カステロ・ネグロ ロゼ250ヴィーニョヴェルデ2018」 2200

 

 

葵でほぼ初登場のポルトガルワイン。

 

ポルトガル、知ってるようで知らない、たそがれた印象の国。

欧州の方は私たち日本人が温泉地に行ってゆっくりのんびりしたい、というような感覚でポルトガルを愛している、と聞いたことがあります。実際に行かれたお客様の話でも、とにかくのんびりしていて、観光地然としていなくて、田舎で良いところ、とのこと。

行ってみたいですね。

 

歴史あるワイン国ですが、輸入量も少なく、プロモーションとかも少なくて、漠然としか掴めない、ですが、その中で最近注目され、大人気なのが「ヴィーニョヴェルデ」です。

 

 

北西部ミーニョ地方で作られるワイン、一般的に完熟前の若いブドウを用い、発酵のプチプチした泡を含んだ爽やかさが特徴。圧倒的に白ワインで有名、でも実はロゼや赤もある。

 

より軽やかなワインへの世界的な嗜好と、2000年以降の輸送技術の向上で、安価な地酒から脱却、注目度が急上昇、今やポルトガルを代表するワインとなっています。

 

 

今回ご紹介するワイナリー「グアポス」。

従来のフレッシュさだけでなく、品種と畑の個性を重視した2016年スタートの新しいワイナリー。

 

 

ラベルの数字は畑のある位置の標高。

300が白ワイン。品種はローレイロ。名前の通りローリエのような清涼感と柑橘のアロマ。塩味と豊かなミネラル、シャープな印象。

 

250はトゥーリガ・ナショナルを主体としたロゼ。赤い果実とハーブ、穏やかな酸、派手さはなく穏やかでじんわり旨い、珍しいスタイルのヴィーニョヴェルデ。