周年のスペシャル、2010ヴィンテージ。
今週末はこちら。
「城戸ワイナリー プライベート・リザーブ シャルドネ2010」
長野塩尻の城戸ファミリーが、自家栽培のシャルドネから造るプライベートリザーブシリーズ、つまり城戸さんの白ワインのトップキュヴェです。
今まで今回の12周年以外にも、長期熟成させた日本のワインを何本も開けて楽しんできましたが、その中でも最高の仕上がり(というか、まだ伸びそう)。
艶やかで輝きのある黄金色。樽熟成のシャルドネならではの、ドライアプリコットやアーモンドトフィー、をキャラメル、香ばしさ。角のとれた丸みのある酸、蜂蜜のような長い馥郁とした余韻。
なんでこんな世界クラスのシャルドネを、12年も前に日本でつくることができたのか。塩尻という恵まれた環境に加え、やはりワイナリーの、城戸さんのぶどう栽培、ワイン造りに対する真剣さとセンス、もうそれしかないのだと思います。
素晴らしいワイン。ここまで熟成させて昇華するとは、正直予想外、興奮しています。
今回1本のみです。
コロナの感染拡大が著しい中で、煽ってはいけないですが、それでもやはりおすすめしないわけにはいかない。
ただ純粋にこのワインを楽しみに、ぜひお越し頂きたいです。