こんばんは。
今週開催中の「ご当地ワイン・東北」にてオンリストしているワイン、秋田の保呂羽カントリーファームさんがつくる「満月の葡萄酒」。
このワイン、近年世界的に注目されている自然農法のひとつ「ビオディナミ」の考えの下、造られています。簡単に言うと、月の運行をもとにした太陰暦をベースにした農業暦に従って、1年間の農作業を行う、というもの。20世紀の初頭、ドイツのルドルフ・シュタイナー氏によって提唱されました。
第一に化学肥料、農薬を使わない。さらには、いつ種をまいたらいいか、とか、収穫のタイミングとか、そういったものが示唆されていて、そのほかにも、畑に力をもたらすために「水晶の粉を砕いて牛の角につめたものを土の中に埋める」なんて、かなりセンセーショナルな!アイデアも練りこまれているそうですが、実際には体系を追ってみていかなければ理解できない農法(むしろ哲学)。
なので小ムツカシイことはさておき。
「満月の葡萄酒」。28年前の開墾当初から畑は自然の状態で維持され、ワイン造りも『新月に収穫、満月にオリ引き、瓶詰、打栓』という、月の持つ不思議な引力に導かれて造られたもの。
そして当然、こうしたワインは「満月の時にもっとも美味しく飲める!」とまことしやかにワイン業界では噂されているのです!
いつも月の暦なんて気にしないのですが、満月葡萄酒オンリストしようかぁ、ってなって確認してみたら、なんと!運がよく、このご当地の1週間に満月を迎えられるのです!
そう!明日27日水曜日は満月!!
満月の日にそれを信じて造られたワインが飲めるなんて、なんだかそわそわします。いつもよりちょっと美味しいのかなぁ…。なんて期待して明日、試してみます。
ご近所の物好きなワイン好きのかたも、ちょっとしたネタ作りにいかがでしょう?飲んでみようー♪