先日近所の「講談社野間記念館」に行ってきました。
椿山荘の隣にある、講談社の創業者の野間さんがコレクトしたetc、な様々な美術品を展示している小さな美術館です。
近所なので何度か立ち寄ったことがあるのですが、基本落ち着いた雰囲気でゆっくーり、大変スロウな時を刻んでいる館内。
今はこんな企画をやってます。
「村上豊」展。1962年から今に至るまで講談社の「小説現代」の表紙画を描いている画家さんの個展。明るくって良い絵たちばかりでした。仕事前に立ち寄れる、大変貴重で幸せな一時を堪能。
小一時間みてさあ帰ろうって時に、館内においてあった他の美術展等のちらしコーナーをのぞいたところ。
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私は個人的な趣味で美術館博物館等、比較的よく行くのですが、大抵のそういうところに置いてあるのは、これからやる都内近郊の美術展の予告ちらし。のはずが、こちらにはなんというか、地域密着、文京区界隈の、しかも渋めの案内が多くって…。
本郷にある東京都水道歴史館での「浄水場建設の歩み」の記録映画上映、やら、凸版さんの印刷博物館での「大人のための活版ワークショップ2013」とか、江戸東京博物館での「発掘された日本列島 新発見・考古速報」などなど。
セレクトしてある案内がなんとも。 (地味) 渋い。
そんな中からご近所のを一枚。
能楽観世流の謡と仕舞のお稽古、がなんと江戸川橋にてできてしまう、らしい。そういえば近所に矢来能楽堂もありますね。
もう一枚。
「印刷博物館 グラフィックトライアル2013」
第一線で活躍するアートディレクター達による、グラフィック表現の可能性を探る印刷実験の展示、だって。面白そう。
で、で、で、最後に、とっても素敵な美術展のちらしを♪
太田記念美術館(文京区ではないけれど)
「江戸の美男子」
Handsome Boys and Good-looking Men of Edo
行かねばっっっ。