2013年11月30日 winebaraoi

メルロー対決!

こんばんは。

ついついサボりがちな「本日のワイン」ご紹介。

ですが、只今大変美味しい、そして興味深い赤ワインが2種類、グラスワインでオンリスト中なのでぜひ知っていただきたい!と思いブログにて。

写真左「シャトー・ル・ピュイ デュック・デ・ノーヴ2010」

写真右「高畠バリック メルロー樫樽熟成2009」

 

フランスボルドー、コート・ド・フラン地区の赤と、山形県高畠町にて造られる赤。

これら、どちらもメルロー主体の赤ワインなのです。

 

正直、本当に正直な話、ボルドーの赤ワインと日本の赤ワインを同列に並べて飲み比べるというのはなかなか無謀な話。「好み」というのは別として、私個人の経験上も、様々なお客様からいただく感想も、どちらも「ボルドーワインって美味しいね」ってとこに落ち着くことが多いからです(決して日本のが美味しくないってことではないのですよ!!)

だから普通ならば、同じタイミングで日本とボルドーの同一品種がグラスワインにのるってことはないのですが…。が!

この高畠ワインのメルロー樫樽熟成、ものすごくレベルが高い!おとといからオンリストしてるのですが、お客様からの評判もスコブル良いです。

こんなに、良い感じの樽の香りと細かな溶け込んだ渋み、果実の甘みがちょうどよく調和しているメイドインジャパン赤、なかなかないのです。

対するボルドーの赤、「シャトー・ル・ピュイ」というワイン業界では有名なボルドーを代表する自然派の赤のセカンドワインで、こっちはとても艶かしい味わい。

 

どちらも甲乙つけがたい。「メルロー対決!」とか書いてますが、どっちが美味しいとか勝負めいたことは本当はどうでもよくて、ああ、ボルドーと比肩するような日本の赤ワインが出てきたのか、と、驚きと感慨にみちみちている、ワインバー葵店内であります。