2011年9月3日 winebaraoi

国産ワインコンクール授賞式、行ってきました。

のろのろ台風、いやですね。天気が悪いとお店は正直「ひま」なことが多いので困ります(>_<)

 

で、気分をとり直し、先月末に行った山梨のことを書いてみようと思います。

 

8月27日に甲府の富士屋ホテルで「国産ワインコンクール受賞ワイン授賞式」なるものがありました。

年1回開催されていて、全国各地のワイナリーが出品したワインをプロの審査員が審査し、毎年金賞やら銀賞やら選ばれています。

日本全国すべてのワイナリーが出品するわけではないので、このコンクールがすべて、というわけではないのですが、まあ、日本ワインをメインとしたワインバーを営んでいる以上、とても結果は気になります。

結果は8月上旬には発表されていて、その授賞式と一般の方へのお披露目会を含んだ「公開テイスティング」が同時開催ということで、応募し参加してきた、という次第です。

会場は凄いですよ~!欧州品種や甲州種、スパークリング、甘口、なんて具合に12のカテゴリーに分かれ、金賞から銅賞まであり、さらに金銀銅それぞれ複数選ばれているため、会場には総勢300近いワインがずらーり!

これだけ一堂に日本ワインが試せるチャンスはめったにありません、といってもなかなか全種類制覇は厳しいだろう…と思いきや、ひげ店主はほぼすべてテイスティングした模様です…(身体はって頑張ってますね、エライ!のか?)

私はあまりお酒が強くないので、金賞だとか銅賞だとかは気にせず、気になったものをどんどんトライしていきました。1度は飲んでみたかったワイナリーさんのとか、昨今話題になっているのとか、おお、このネーミングはすごい!とか、そんなんで色々試させていただきましたー、楽しいですよ♪

この公開テイスティングは、酒販店とか飲食でなくても、どなたでも応募し当選すれば参加できるので「参加してみたい」という方、詳細お伝えできますので聞いてください。

 

いちおうこの場をお借りして、特に記憶に残った1本、ご紹介。

●「シャトー・メルシャン 大森リースリング2007」

秋田県横手市大森地区のリースリング種の白ワイン。メルシャンは1982年からこの大森地区で契約栽培農家さんとぶどうを育て、ようやく近年ワインとしてリリースしています。このリースリング、さぞかし冷涼な気候で造られたんだろうな、と思わせるキリッとした酸味とリースリング特有の香りがしっかりあり、熟成されているからか旨味、余韻(余韻すごーーく長い!驚きです(@_@))が楽しめる骨太リースリング。

メルシャンは日本各地で農家と信頼関係を築きつつ、栽培適地と品種を追い求め日本ワインの底あげにとても貢献しているワイナリーです。有名だけに、今更メルシャンなんて、という方もいるかもですが、ぜひ、止むとこのないチャレンジ精神の結晶、1度は試してみてください。

葵ちんにもメルシャンワイン多数あります。きいろ香、とかグリドグリ、とか長野メルロー、とか…で、もしかしたらこの「大森リースリング」も今月グラスワインでご紹介できるかも?です、お楽しみに。

 

コンクール結果、気になる方コチラからご覧ください。

 

山梨のこと、続きはまたひとりごとで…(たぶん)。

 

小林(嫁)