2016年1月19日 winebaraoi

東京ワイナリー

こんばんは。

先日(第三月曜、葵の定休日)、練馬区大泉学園にある「東京ワイナリー」さんに行ってきました。

江戸川橋からだと有楽町線から西武池袋線直通で30分くらい、駅から歩いて10分弱、まちがいなくうちからは最も近いワイナリーです。

2015年ヴィンテージが2回目の仕込み、という本当に出来立てほやほやの新しいワイナリー、突然の訪問にも関わらず、ワイナリーご当主自ら、いろいろご説明いただけるという幸運にあずかることができました。

数アイテム試飲させていただいて、少し醸造施設も見せていただけました。本当に小さい!今まで国内20ヶ所くらいのワイナリー訪問しましたが最小!

 

造設備も手作業での機械がほとんどで、小さい分手間はかかるけれど、すみずみまで自分の目が届く範囲で造られているんだなと納得させられます。気持ちの良いコンパクトさ。

仕込みも、○○のぶどうが○○キロ、とか、恐らく他のワイナリーさんだと、少なすぎて仕込みづらいであろう量を、ちょこちょこ、少数多品目で展開されています。

山形、山梨、長野、といったメジャーどころのぶどう以外にも、青森や沖縄(!)のぶどうとか、さらには都内、小平市産の「高尾」という品種も手がけています。

 

この写真はそうしたうちの一つ、沖縄の山ぶどうの発酵途中。すっごいかおりと色。どんなワインになるのかしら??

 

東京でワイナリーをやるというのは、原料ぶどうの確保や経費の面等で大変なこともたくさんあるでしょうけれど、全国北から南から、「ワイン用品種」にこだわらない、様々なぶどうを少量づつ展開してく、というスタイルは斬新。「東京」らしさの一面かなあ、とも思ったり。

今後は練馬産のぶどうでもトライしてみる、とのこと。

これからどう進んでいくのか、とても楽しみに、またおじゃまさせていただこうと思います。

 

今現在2015年のワインを数アイテム、その場で試飲購入できるので、お近くの方、沿線の方、ぜひ行ってみてください。作った本人から直接ワインを買える、という贅沢をまさか都内で体験できるとは!!

近々葵でもグラスワインで登場する予定なので、また告知します!

(肝心のワイン、配送で頼んでしまったので、まだ届いてないから、写真なくてすみません)