2016年8月27日 winebaraoi

ジンファンデル

こんばんは。

今グラスワインでカリフォルニアの赤「ペドロンチェリ・ワイナリー ジンファンデル ヴィッシュネルヴィンヤード2013」オンリストしています。

ジンファンデル、カリフォルニア固有の品種。

アルコール感の高い、濃厚で黒々とした、スパイシー、煮詰めたジャムのような、と形容される、まさにアメリカっぽい印象そのままのワインになることが多い品種。

ペドロンチェリ・ジンファンデル ブッシュネルヴィンヤード2013

(個人的な印象かもしれませんが)いわゆる「偉大な」と讃えられるぶどうではなく、もっと気軽な、ある意味わかりやすいジャンクさが魅力の品種なので、カベルネとかピノにくらべると2流と思われているような…。

正直、私も決して嫌いではないし、これにしかない魅力ある品種だと思いつつも、ちょっと軽くみていました、今まで。すみません。

 

 

で、結論から言うとこのペドロンチェリのジンファンデル、ものすごくポテンシャルを感じるワインです。ジンファンデルではじめてかも、というくらい。

ジンファンデルらしい完熟したストロベリーやチェリーのジャム、プラムのニュアンスはもちろんのこと、樽のまだ荒々しさを残しつつの香ばしさ、しっかり主張する渋み。

収斂性がこんなにあって、アルコール度数も高いのに、こんなにまろやか。最初にガツンとくるけれど、まあるい甘みが徐々にひろがって、余韻はふっくら。

いやいや、べた褒めすぎる?けど、本当にちょっと惚れてしまうジンファンデル。

来週は大分・熊本特集ですが、このワインもまだまだ続行するので、ぜーーーひ!!!