今年も恒例の甲州特集です。
新旧さまざまなワイナリーが色々なスタイルの甲州を造っていて、その数は増加の一途。
選ぶ方としては悩ましいですが、年を追うごとの充実っぷりは飲み手としては嬉しいことですね。
山梨勢が多数を占める中、唯一の東北、山形の月山。今までもヴィンテージ違いで何回か登場していますが、この2017年は過去最高の出来!ぜひお楽しみください。
1.ルミエールワイナリー(山梨)
「ルミエール スパークリングオランジェ2017」 950円
果皮や種から旨味と色を引き出すマセラシオンカルボニック製法で醸造、瓶内2次発酵の泡。オレンジやイチジクのような香り。かすかな苦みと柔らかな泡立ちが心地よさいオレンジ色の外観も美しいスパークリング。
2.駒園ヴィンヤード(山梨)
「Muku Blanc ムク ブラン2018」 850円
甲州7:ソーヴィニヨン・ブラン3の割合でブレンドという挑戦的な造り。SB由来の
華やかなアロマが穏やかな品種である甲州に加わり、めりはりのある味わいに。
3.月山ワイン山ぶどう研究所(山梨)
「ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー2017」 1000円
発酵の際に生まれる澱を利用し、ワインに厚みと香ばしさをプラスさせるシュール・リー
製法でつくられます。北の産地ならではの引き締まったクリスピーな酸が印象的。
4.シャトー・メルシャン(山梨)
「シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ2017」 950円
白ワイン用品種である甲州を、赤ワインと同様皮ごと発酵させる「オレンジワイン」の日
本での先駆け的な存在。(最近はオレンジと言われますが仏の伝統産地ではグリ(グレー
灰色)と表現されてきました)杏や花梨のコンポート、紅茶や野ばらのような甘美な香り
とふくよかな味わい。
5.くらむぼんワイン(山梨)
「くらむぼん 樽甲州2017」 1100円
ステンレスタンクと樽、両方の発酵で造られた甲州をブレンドし瓶詰。和柑橘の香りと樽
由来の芳ばしい香りがバランス良く感じられます。繊細な果実味と樽風味、派手さはない
ですがしっとしとした余韻が心地よい穏やかな甲州。
1「新生姜のポテサラ」 650円
初夏が旬の新生姜の甘酢漬が味の決め手のポテサラ。
2 「桃と茗荷と生ハムのサラダ」 1000円 S720円
桃の甘味を引き立てる生ハムの塩。茗荷の香りがアクセント。この時期だけの贅沢。
3「鶏ときのこのバター醤油炒め すだち風味」 1000円 S720円
バター×醤油の最強の組み合わせに絞りたてのすだちの香りが爽やかさをプラス。