こんばんは。
ただ今、3周年のほぼ日替わりグランヴァンで開けている「メルシャン マリコヴィンヤード・メルロー」。
詳細は昨日のブログでご紹介したとおりなのですが、本日ちょっと面白い話を聞いてしまったのでひとりごちてみようかと。
今日そのメルシャンのボトルを手に取りじっくり眺めているお客様がいらしたので、「それは長野県の千曲川沿いで~うんぬん」なんてご案内していたのですが、どうやらそのお客様が気にされていたのはそのワインの中身の詳細ではなく、ボトルというか「ラベル」のようで。(すみません、盗み聞きしてるみたいで)
というのもメルシャンのラベル、じっくり見たことのある方だとご存知かもしれませんが、シャトー・メルシャンシリーズのラベルにはぶどうの実をモチーフにしたデザインが施してあって、ぶどうの粒のところだけ紙が切り抜いてある、というものなのです。
で、件のお客様いわく、この切り抜いてある「穴」、この技術がスゴイ!と。最初に見たときは相当びっくりした!と。もともと印刷の時点で穴をあけるのは簡単だけど、それをボトルによれることなく、糊が染み出ることなくはりつけるっていうのかなり高度なテクニックを要する、といったことを熱心にお話されていたのです。
そしてそして!そのお話をされていたお客様っていうのは、江戸川橋にある某大手印刷会社T版の方だったりするわけです(゜-゜)
そうか~!さすがT版さん、そっちに気付くのかぁ!って妙な納得。
以前、メルシャンの営業さんに「このラベルの紙って結構大変でー」なんて聞いてはいたのですが、やっぱりそうなんだ!と改めて。さすが江戸川橋、出版、印刷業界の町だけあるなー「つっこむとこソコ!?」なんて思ってしまいました。
皆様もシャトー・メルシャン、酒屋さんとかでみかけたら、ぜひ手に取ってご確認ください。小さいとこだけど日本の職人魂がつまってる、はず。
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ついでに「3周年グランヴァン」明日金曜は…
北海道の大注目ワイナリードメーヌ・タカヒコさんが造る日本の自然派ピノ。染み入る優しさ、お楽しみに。