こんばんは。
先日の日曜日、お世話になってる酒屋さん主催の「日本ワインのお話し会」に参加してきました。
今回で5回目、毎回参加できているわけではないのですが、日本各地の生産者の方がわざわざ来ておはなしして下さるという貴重な会、楽しんで参りました。
今回は北海道、函館の「農楽蔵(のらくら)」さんと、山梨の「金井醸造場」さん、の2軒。
どちらも大人気で入手困難のワインの造り手さん、葵では仕入れられる本数の少なさゆえ、グラスワインで、とはなかなかいかない蔵元さんなので、見たことない、知らない、って言われてしまうかも、、、。なかば自慢のような内容ですが、以下会にて飲んだワインたち。
まずはずらっとワイン全貌、あわせて8種類、泡からロゼ、白赤とたくさん!!!壮観です。(ほんと、なかなか飲めない貴重なこたちばかりなのですよーーー。垂涎もの)
中でも記憶に残ったのがコレ。
なんとこのロゼ、甲州8割、カベルネ・ソーヴィニヨン2割の混醸。「甲州とカベルネの相性の良さ」を感じ造られた、とのことですが初体験のブレンド。りんごの皮のような若干の渋みと赤いほんのりとした果物のニュアンス。辛口なんだけれど甘いような…なんとも不思議なワイン。
でこれ、このままいただくよりもむしろ、お料理と合わせると本領発揮
このお話し会、会の後でお食事をまじえた懇談会があったのですが、そのとき出していただい食事、ちらし寿司やら温野菜ふきのソース添え、やら鱈のブランダードやら、とにかく何にでもよく合う!ワインは食中酒っていっても、こんなにお食事にすっと寄り添う味わいのワインはなかなかないのでは。
もう1本。
農楽蔵「ノラポン ルージュ2012」
メルロー8にヤマソーヴィニヨン2割のブレンド。「AOC北海道的な…」とおっしゃっていた位置づけの赤ワインだそうです。(北海道の土地の個性を反映させた、スタンダードな、という感じ?)
個人的にヤマソーわりと好きだからってのも後押ししてかなり好きな味。ちょっとした青っぽい植物っぽい、こなれすぎてない硬さにメルローらしい親しみやすさが加わるも、ほどよく引っ掛かる。でもこれも立ち位置は食事にあわせて的な。飲んでいるうちに雰囲気がかわり甘味をましてくるのもあとをひきます。
ワイン造りって本当に大変で、しかも年に1回しかトライできないっていう中、悩みすぎず(悩んでくよくよすると、それがぶどうや酵母に伝染して良くないって)伸び伸びと、ワイン造りをされている金井さんと野楽蔵さん。穏やかにおはなしされる姿からは普段の苦労は垣間見せもされずプロだなって、ワインそのものももちろん、その姿勢にもただただ感服。なんだか頑張ろう!って気持ちにさせて頂いた会でした。
今回もこのおはなし会であわせて出されたお食事は、飯田橋の「有機野菜やオーガニックミートを使用した、からだにやさしい料理と無添加自然派ワイン」のお店「メリメロ」作!飯田橋、隣駅なので気になる方ぜひ行かれて下さい!日曜休みでなければ私たちも行きたい、美味しかったのですーーー♪