2014年5月7日 winebaraoi

(勝手に)蕎麦と納豆とビールの県・茨城県

こんにちは。

ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

私たちは珍しくちょっとだけ遠出、茨城県の常陸太田あたりに行ってまいりました。

ご親切な方のご紹介で「ときわ路」という里山ホテルに1泊しただひたすらゆっくりと。あいにくの雨だったのでホテル界隈の散策はできなかったのですが、本を何冊か持って、てきとうにごろごろ、気が向いたらお風呂につかり、美味しいご飯を食べ。。。夜は正体不明?のいろんな生き物の鳴き声がシンシンと。。。なんて正しい旅館の使い方なんだ!いつも慌しいのでこういうのは本当に贅沢です。

ご飯といえば、こちらのホテル、とくに豪華絢爛なお食事ではないですが、身近な食材を丁寧に調理されてる感がとても好感でした。てづくりのこんにゃくとか、久慈の卵とか、野菜、お米、お肉、お魚も特に○○の、っていうブランドをうたわずとも、まじめに美味しい。特にお蕎麦!茨城っておそば有名?でしたっけ?なんでしょう、たぶんそんな有名ではないと思うのですが、非常に美味しかったです。

そんなこんなでゆっくりしつつ帰りに立ち寄ったのが「ヒタチノネスト」で有名な木内酒造さん。やはり酒商売としては旅行も、どうにかこうにかしてお酒にからめたい!

都内でもちらほらみかけるこれ、このふくろうのマークのビール。これを造っているのが木内酒造さん。酒造っていうとおり造り酒屋からスターしト、ビール、焼酎、最近はワインまで手掛ける総合酒類メーカーともいえるとこ。建物はまさに日本の酒蔵まんま。雰囲気もいいし、中でテイスティングもできるし、併設されているお蕎麦やさんで「酒、つまみ、〆の蕎麦」もできてしまう。(しかもここのお蕎麦もめちゃくちゃ美味しい!)

今回は時間の兼ね合いでできなかったけれど、ここは手造りビール工房もあって自分で麦芽・ホップをえらんでオリジナルのビールがつくれる。ヴァイツェンからエール、スタウトまで、またお好みで色々なフレーヴァーも付けられるっていう。まさにクラフト!1度の体験で15リットルからというのがちとハードルが高い、が、葵のウン周年なんてときに造ってお出ししたいと思いました。

 

 

世間の印象地味であろう茨城県。ですが「雰囲気が充実」してて良かったです。観光名所だとあれもこれもってなりがちで、あとから「あれれ?結局なにした?」ってなりがちなのに対して、わりと何もないに近い(ゴメンナサイ、茨城)と、そこらの風景とか一つ一つのことがちゃんと自分に落としこめるっていうか。具体的対象でなく雰囲気で充実できるというか。雑誌のタイトルまんまですが「大人の休日」向き、満足満足。

そして茨城といえば納豆。(あっっ、こんなとこにも「葵」が、、、)

気が早いけれど今週末は「納豆とビール」で余韻に浸ります。早く来たれ週末!