引き続き。
イベントのグラスワインの詳細です。
長いので、ご興味ある方だけどうぞ、お読みください。
1.スパークリング(辛口) 日本・山梨 四恩醸造
「クレマチス橙 2015」 ¥1,000
今年なにかと話題になった「オレンジワイン」の代名詞ともいえる1本。甲州の皮由来の渋みと旨味が一体となった柔らかな味わい。醸造担当小林さんの最後の作品です。(泡弱め)
2.スパークリング(辛口) フランス・シャンパーニュ メゾン・ドラピエ
「ドラピエ・カルトブランシュ NV」 ¥1,350
シャンパーニュでは難しいとされる有機栽培のピノ・ノワールをメインに造られる、ふくよかで丸みのある味わい。補糖もSO2も最低限で、ぶどう本来の風味を最も引き出しているシャンパーニュといわれます。
3.白ワイン(しっかり) 日本・北海道 ドメーヌ・タカヒコ
「ナナツモリ ブラン・ド・ノワール 2013」 ¥1,500
「黒ブドウから造られる白ワイン」ブラン・ド・ノワール。あえて貴腐化したピノ・ノワールを選び丁寧に醸造されたワインは、紅茶や蜂蜜、腐葉土の風味がいつまでも余韻として続きます。
4.白ワイン(軽やか) 日本・山梨 ドメーヌ・オヤマダ
「BOW! Blanc 2014」 ¥900
山梨峡東部(JR山梨駅北部)で栽培したデラウェアを主体に、やや糖分を残すスタイルで作られる、ドメーヌ・オヤマダのテーブルワイン的存在。桃や蜜のニュアンスと丸みを帯びた酸、わずかな苦みが調和。
5.白ワイン(柔らか) フランス・ロワール サール・クロ・デュ・テュ=ブッフ
「ピノー・ド・ラ・ロワール2015」 ¥1,000
フランス自然派の筆頭、テュ=ブッフが新たに手掛けるピノー・ド・ラ・ロワール(シュナン・ブラン)の白。黄色い木の果物を思わせる引き締まった果実と酸。口の中でほどける旨味がたまりません。
6.白ワイン(ややしっかり) フランス・ブルゴーニュ アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
「ブルゴーニュ・シトリー 2013」 ¥1,250
シャブリを本拠地とするアリスとオリヴィエ夫婦ドメーヌ。よりナチュラルなワイン造りに転向し新世代のシャブリ生産者としての地位を確立しています。澄んだ透明感と柑橘のニュアンス。樽由来のふくよかさも加わった均整なワイン。
7.赤ワイン(柔らか) 日本・山梨 ボー・ペイサージュ
「la bois 2013」 ¥1,800
日本ワインで最も入手困難なワインとなってしまったボー・ペイサージュ。ル・ボワはカベルネ・フランから作られる、染み入る旨味の溢れるワイン。ぜひゆっくり飲んで、グラスの中での変化を感じてください。
8.赤ワイン(ミディアム) 大阪・羽曳野 仲村ワイン工房
「がんこおやじの手造りワイン 2014」 ¥1,000
実はワイナリーが十数件存在する、日本屈指のぶどう産地大阪南部。そこでほぼ独学でワイン造りを学んだ仲村氏のスタンダードの赤。日本ワインでは珍しい黒いベリーの凝縮感ある親しみやすい味わい。
9.赤ワイン(フルボディ) カリフォルニア・ロダイ マイケル&デイヴィッド・ワイナリー
「インクブロッド・タナ 2013」 ¥1,500
パーカーが大絶賛するカリフォルニア中部のロダイで数世代続くファミリーワイナリー。とにかくパワフル、果実のフレーヴァー前面の非常にはっきりしたワインを多く手掛けます。「タンニン(渋み)」の語源となった品種「タナ」で作られる、乾いた黒い果実と燻製の香り、ダイナミックなワインです。
10.赤ワイン(フルボディ) ブルガリア・シビレングラッド カタルジーナ・エステイト
「セブングレイプス2012」 ¥1,000
古代からワイン造りが行われていたトラキア地方で、現代的なワイン造りで話題を集めるワイナリー。ブルガリア固有品種他7種類のぶどうをブレンドした、黒く濃縮され熟成したスパイスの香り溢れるワイン。
11.赤ワイン(エレガント) フランス・ブルゴーニュ クロード・デュガ
「クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ 2013」 ¥1,600
シャンベルタンに本拠地をもち、世界最高峰の造り手の一人として名高いデュガ。まれに見る豊かで純粋な甘い果実味と凝縮感があり、ピノ・ノワールの真髄を感じられる1本です。
12.赤ワイン(ミディアム) フランス・ボルドー シャトー・オーベルジー
「シャトー・オーベルジー1997」 ¥1,300
15世紀からペサック・レオニャンで続く中庸なシャトーだったのを20年ほど前に敏腕コンサルタントを入れたことで品質が劇的に良くなり名声を獲得。ミディアムボディでソフトな渋みと軽やかな舌触り。モダンなボルドースタイルの、今飲み頃を迎えているワインです。